同一の壁色ながら、凹凸を利用し立体感を生み出したモダンな外観が美しいお家。

日本の豊かな四季を暮らしの中に取入れ、毎日のちょっとした変化を楽しむ事のできる住まいになっています。北欧と日本を融合させたジャパンディスタイルを採用しシンプルでいて柔らかさと厳かさを兼ね備え、住宅地という立地にも対応した、プライバシーも解放感も叶えた素敵な住まいになっています。

 

四角に空いた外壁の一部にはアクセントのベンチスペース。その先には、プライバシーを守りながらも閉塞感を感じさせない中庭空間が広がります。

 

玄関扉を開けると出迎えてくれる借景。木材の表面に凹凸をつけるなぐり加工を施した床は、光に動きを与えてくれます。

 

玄関右側は、控えめでいて個性的な大谷石をアクセント壁として。格子扉の向こうには広々としたシューズクローゼットを備え、使い勝手の良い開放的な玄関スペースに。

 

和モダンになり過ぎない色合いや材を選定。北欧家具が映えるようなシンプルなコーディネートに仕上げたキッチン

 

四季を感じながら毎日の食事を楽しめる、地窓のあるダイニング。地窓を設置することで空間を広く見せる効果も。

 

強い光が苦手な奥様のため、直射日光が入らない窓配置で明るさを確保したリビング。小さい真四角の吹抜けからは光が柔らかく差し込みます。

 

陽の光がたっぷりと入り、植物も生き生きと育つ書斎スペース。窓からは庭が見え、子供たちの遊ぶ姿を眺めながら作業ができます。

 

まるで壁に埋め込まれたようなスタイリッシュな箱階段。どこへ繋がっているのかワクワクしながら登る楽しみ。

 

2Fへ上がると、そこにはたくさんの本が収納できる造作本棚が。読書好きのオーナー様が一息ついて、ゆったりと読書を楽しめる癒しの空間。

 

木の色合いが美しい洗面台。しっかりと収納も確保し、美しさを保つ工夫がされています。

 

まるで美術館のようなニッチ。季節の花木を飾って、自然の彩を室内で。

 

 

No.189 借景で彩る暮らし。四季折々の景色を楽しむ家   ■構造：木造２階建て ■延床面積：113.44㎡（34.31坪）